年末に退院できなかった話

2021年1月ころの話

最初の抗がん剤の治療は

吐き気や脱毛はあったもののの

高熱は出ず

たくさんの輸血により

なんとかうまくいき、がん細胞も見えなくなりました。

そしてがん細胞をたたくために

他の造血幹細胞もなくなってしまうそうです。

白血球、赤血球、血小板

そして知らなかったのですが、輸血って血をそのまま赤いものを

入れるのかと思ったら

「今日は赤血球の輸血です」「今日は血小板です」と

それぞれを輸血していました。

白血球の輸血、というのはない模様。

 

がん細胞がなくなったら

あとは元気な血が自力で立ち上がるのを待つのですが

パパちゃんの場合待てど暮らせど上がってこない・・

来週には、来週には、と繰り返し。

結局1月に入っても退院はできませんでした。

先生の見立てだと

MDS(骨髄異形成症候群)も併発していたのではないか、と。

それが原因で元気な血が作られないのかはよく分からないのですが・・

がん細胞がなくなっても

元気な血が作れないのであれば

輸血し続けないと生きていけないので

退院できません・・

 

先生からは 地固め療法に進まずに

移植病院へ転院し、骨髄移植について相談するよう言われました。

年末年始は自宅で、という願いはかなわず

1月の末に 移植病院へ転院が来ました。

移植病院も自宅から車で1時間もかからないところになりました。

 

そしてこのころ

制作をお願いしていたキャンピングカーはキャンセルしました。

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